20130810

活動報告です

アナクロ2のイベントで「参加型ドローイング展」を試みてみました。
お客さまになにか一筆描いていただき、その上から、
わたくしさとうが自分の感覚で線を足して絵を仕上げるという実験です。

「自由」と「制約」。「無作為」と「作為」。
これはわたしの制作活動のテーマであります。
この反対の事と思想がうまくバランスをとると良い作品ができます。

実験の結果、お客さんには好評(たぶん)でしたが、
納得いく作品はできませんでした。
振り返って考えてみると、お客さんに喜んでもらおうという意思が強くでてしまって
無意識に色を派手めに対象をわかりやすくしてしまったからかな。
と思われます。

うーむ。なかなかむずかしいです。でもおもしろかったです。
今回はこのバランスを鍛えるよい訓練になりました。

たぶんこの実験、わたしじゃなくても「だれかとだれかが作る。」ってことで
十分おもしろいことなんだと思います。
よかったらお試しくださいませ。